山猫島

we didn't mean to go to sea.

サトイモ

を昨日掘りに行った。サトイモがあんなふうな植物だということを知らなかった。大きな葉。太い茎。そして何より衝撃的なのはあの芋の生り方、そしてその芋の取り方だ。茎をズンッと引き抜くと大きくボコボコとしたラグビーボールぐらいの大きさをした塊がついてくる。そのぼこぼこボールを弾ませるように、茎を持ち上げ地面にたたき落とす。ドシンドシンと繰り返すうちに土と一緒にボコっボコッと一個一個のサトイモが、まるでボコボコボールから生まれて来るようにボロボロと落ち始める。
一株から10〜20か時には30個のサトイモが取れるのではないかと思う。
ドシンドシンと地面に落としながら取るサトイモ。一個一個を見ているとコロコロとかわいらしいサトイモだが、元にあの泥っぽさと荒っぽさが秘められているからこそあんなしっかりとした味わいになるのだろうか。