2005-01-22 ディフェンス 夢の漂流物、という瀧口修造の展示が今度世田谷美術館であるそうな。美術にはトンと疎い私、名前を聞いた事があるかもしれないといった程度。 帳場に座ると目の前の扉にポスタアが鎮座ましましているおかげで修造さんのお顔を覚えてしまいそう。 人の手を渡り、本棚の奥底に滞り、流れ出し、ある一時古本屋の店頭にすました顔してならんでいる。漂泊の業。かくもいとしきゆめのさんぶつ。 もう少し客が来てくれれば言う事はないんだけど。