よしあし

風邪をひいているようす。　風邪という響きにワクワクしてしまう。　丈夫にできているためか、幼少時よりめったなことでは身体的病気を患ったことが無い。
風邪というものは高校２年まで一度も引いた事が無かった（もしくは風邪と認識した・された経験が無かったともいえる）。初めて自分が風邪を引いていると認識したのは高校二年ごろ、新刊屋さんで立ち読みをした帰り道。道がゆがんで自転車をまっすぐ走らせられなかった時。帰宅後喜び勇んで体温計に飛びつき、37度を少し越した目盛に、いそいそと布団に入った。30分程度一眠りして再度体温計をみると、既に目盛は。。
大学に入るころからか。20過ぎればタダの人ということか。体調不良というものが精神的な疾患としてではなく純粋に肉体的疾患としても現れるようになってきた。なんとも皮肉。口実としてあんなに欲しかった症状。他人から正しく理解される症状。もう、学校を休む口実なんていらないのに。
それはそれとして、やはり病はどきどきする。タダのミーハー精神か。