山猫島

we didn't mean to go to sea.

組成

「ひっちゃき」という言葉でここにたどり着く方がいるようだ。自分ではこの言葉が公用のモノとはかけらも思っていなかった。というわけで、自分でもためしに検索をかけてみた。すると、googleで二ページ分くらいは引っかかった。驚きである。
ニ、三覗いてみると、どうやら用法には幾つかあるようだ。一つは私の捉え方と同じもの、つまり「必死になってとりくむ」というような状態を示す用法。他に、弾き損じるとか間違うというよう事を表す用法。それにベーゴマの技の名。などの使い方が見受けられた。
検索結果のトップに来たページでは、愛知県の方言として出てきていた。私の使う言葉が。  私の親であるT氏は愛知も名古屋出身である。彼は普段標準語をしゃべる。もう25年以上は東京に居るのだから当然といえば当然かもしれない。彼が母語をしゃべるのは、親兄弟古い友人に会ったときくらいである。私は同席していたとしても一過性以上の影響は受けなかったと思う。その上、この手の言葉を使うタイプの人間でもない。けれど、それなのに。私のことばは。