山猫島

we didn't mean to go to sea.

袖触れ合う

此処の所あらためて自分の知識について考えさせられた。チトが「どこまでが常識でどれが皆あまり知らないことなのか分からない」と言ったのは、専門分野の話だったが、広く一般に当てはまるものだと実感させられることしばしば。
隣人が経て来た歳月の蓄積は、私とは全く異なる複合体をそこに形成さしめている。が、つい相同部位にばかり目が向き全く異なるものであることを忘れがちだ。自戒。
それぞれ違う世界を抱えながら、一瞬の時を共有する。すれ違い、ぶつかり、連れ立ち、スクランブル交差点を彷徨って。