山猫島

we didn't mean to go to sea.

本当は怖い話

最近、怖いことばかり。生きるのも怖ければ、死ぬのも怖い。進むのも怖ければ、進まないのも怖い。書くのも怖ければ、書かないのも怖い。ずっとこんな感じだったと悟るのも怖ければ、悟らないのも怖い。つまり全方位怖い状態か。怖いに包囲されている。ほうい。ひらがなで書くとなぜ可愛いのだ。
ある絵本とか、本とかが読んだ事もないのに怖くて怖くて仕方がないということがよくあった。触ることなんてもちろんできないし、見るのも怖いので、その本がささっている本棚の近くを通らなくてはいけないときは、見ないように見ないように、心なし離れた場所を歩いたものだ。近くに読みたい本があるときが怖い。出来るだけ見ないように、その本がひょいと落ちてきたらと思うとさらに怖いので、見ないようにでも落ちたり出てきたりしないように意識しながら、目的の本を引っ張り出した。
今、それらの本は怖いどころか好きな本だったり、何にも感じない本棚の一冊だったり。あの頃、なぜあれほど必死に怖がって避けて逃げていたのか。今となっては想像するしかない。その時の感情だけは覚えていても、理由なんて思い返すたびに増える後付けばかりだ。今の私は怖くない、あの時は怖かった。内発的な感情の不連続性をわざわざ理論でくっつける必要はない。
本題を言うのが怖くて、無駄に長くなった。でもやっぱり本題はまだ言えない。怖すぎてね。

下処理

週に1回でも本気を出せていた頃の話。
きのこは石づきを取り除き使いやすいサイズにバラしてから、ジップロックに入れ冷凍。
根菜類は袋から出して、新聞紙を引いたかごなどに入れ、部屋の中で一番冷暗所っぽいところへ。葉っぱがついたものはすぐきる。切った葉っぱは下の葉もの類と同様に扱う。
玉葱に関してはすぐ使える量(1〜2個)は皮をむいて、ラップで来るんで冷蔵庫へ。(使いやすいし、冷えてた方がしみない)または、みじん切りにして茶色くなるまで炒めて覚まして小分けにして冷凍庫保存(製氷皿とか便利)。
葉もの類は生ける(適当な入れ物に水をいれてグリーン代わり・・但し夏はダメ、速攻冷蔵庫へ)か、体力があればゆでて水きって適当な大きさに切って小分けに冷凍。
絹さや・さやいんげんなどの青物は茹でて水きって冷凍庫へgo。(茹でるときはちょいかために)。
キャベツ・白菜は大きいものはそのまま。サイズが小さければ芯をくりぬいて中にぬれたタオルペーパーを入れておいても(一回しかやったことない笑)。
冷凍ものは基本解凍などせずそのまま料理に突っ込む。
調味料は良いものを。特に油。どうせちょっとしか使わないのでごま油の小さいビンを。

なみだとはなみず

涙が出ると必ず鼻水が出る。ここは涙だけでよいという場面に、存在を誇示する鼻水が邪魔である。
なにしろ頬を涙が落ちてゆく次の瞬間、ティッシュに手が伸びズビィーーである。
おかげさまで、私が泣いてることに気がつかれる前に、さりげなく涙を拭きされるけれど。

手袋

「あなたは決闘体質よね」と母Sに言われた。
決闘体質って何だと突っ込むと、「ほらダルタニアンなんてパリに上京して1日で3人と!」「これを決闘体質と言わずなんと言うの」
それは単に喧嘩っ早いって言うのではないかと言ったら黙ってしまった。
そもそも「ダルタニアンはあなたとは性格は違うけど‥」って前置きしたら、私の体質についての説明にはなってないと思う。
私が決闘体質である説明求む。