山猫島

we didn't mean to go to sea.

ふぐ

ふぐ毒の毒成分はテトロドトキシンtetrodotoxinという。形を見るに糖っぽい? C11H17N3O8で分子量が320ぐらい。以外にちっちゃい。 卵巣と肝臓に多いそうで、特に食用に供されるフグに多いとか言わないでほしい。。
ええ、つまり今日の夕飯がですね。お吸い物だったわけです。
ちなみに、致死量がマウスで0.6〜8.5μg/㎏かな。まあ9.0μg/㎏で大体って感じです、多分。作用としては、細胞膜でのNa関係の機構をおかしくさせるみたいです。呼吸麻痺による中毒死。ほかにも筋肉弛緩とか、感覚麻痺・嘔吐・神経節遮断作用などなど色々な作用がでてくるようです。
この毒成分ですが、フグの二次代謝産物ってわけではないようです。事典に拠れば、ある種の細菌が産生する物質で、それをフグが餌等を通じて蓄え生態防御に利用しているとのこと。

明日にはフグ毒が私の生態防御機構に組み入れられているかもしれません。・・・・あっしまった、そうするとある程度の頻度でフグ毒を摂取しなければ・・・