山猫島

we didn't mean to go to sea.

本バトンその壱

問壱:持ってる本の冊数

持ってる本という定義が非常に難しい・・・
比喩でなく本が溢れている家である。また1,2年に一度くらいの頻度でウチの家族は部屋交換をする。その際に本棚を入れ替えて模様替えすることもあれば、何も変えずに人だけ変わることもある。自分が全く読んだこともないし余り読もうと思わない本でも自室の本棚に並んでいる。大好きで何回も何回も読んだ本が、他の部屋に積まれている。しかも、これらの本は全て、私が関知しないところで、この場所まで流れてきた本だ。
私にとって本というのは「そこにある」ものであった。生まれたときから本の山に囲まれて育ったからか、本を占有する、本を買い求める、本を捜し求めるという欲求が其れほどない。そこにある本、手に取った本、目の前の本を読めばいいと長いこと思っていたし、今でも大方それで十分だと思っている。(ただし、本が常に半径1m以内にある環境がデフォルト。そうでない生活空間で生きていけるかどうかは別問題。)
それはともかく、設問に答えてみよう。現在の自室にある本棚の一つ。これは、今の部屋に移ったときに、自ら入れたもので、中身がかなり私色(?)が強い。ひとまず、この中身を「持ってる冊数」とすると・・・だいたい本と呼ばれるものは200冊強程度。
この本棚は、大きく上下左右の4つのブロックに分割されている。上半分には三段、下半分には二段の棚が取ってあるので、全部で10のスペースがある。下半分の右下棚は辞書棚、右上は大型の参考書(Cellとか)、左下は雑誌や大型絵本、左上はラジオ語学講座テキストや参考書。この大半は数には入れていない。つまり上半分の6スペースに細々と200弱の本が押し込められていることになる。半分の100冊程度が、文芸書や趣味の本のたぐい。もう半分が児童文学のPaperBackやHardCoverになる。この本棚に一般小説、特に推理小説の本はほとんどない。また文庫・新書の類と、絵本、料理裁縫系の本も別の本棚にあるため、この本棚にはない。
この本棚だけをみせると、私が生物おたくで言語・歴史好きで洋書を読みふける夢見がち乙女になってしまいそうな気がする。。実物を思い浮かべて笑ってください。漫画を押入とクローゼットに1000冊程度保管していることを言えば、認識はあっという間に修正されるのかもしれないが。