山猫島

we didn't mean to go to sea.

幕を直して

とてつもなく疲れたのだろう。少し暇があるとひたすら寝ている。今も、店に帰ってからさっきまで5時間程度ソファで寝入ってしまった。このひと月、何をしていたと問われても記憶が全く引き出せない。追い込まれて、追い詰められて、追い立てられていた感情がゆらゆらと広がっていくだけだ。
結果としては一面成功し、一面悪化した。成功したほうは、ここ三年ほどをまとめた感があり、この三年の成果である社会適応型人格の総決算、最後の試練を乗り越えた感慨さえよぶ。不満はもちろんあるが。悪化したほうは、むしろ過去より未来に向けたほうだ。未来に向けた布石ウチのはずが、タイミングの問題かかなり厳しい状況にむしろ追い込まれた。せめてこの正月にでも挽回の契機を掴まないと、春からの予定が著しく不安定になるだろう。
このひと月余りの動きを全て咀嚼しなおすことは不可能であれど、全てを振り捨てることもまた不可能。伏線を忘れてくれる観客は少ないのであろう。