山猫島

we didn't mean to go to sea.

沈黙、暗転、場面転換

もうあと一年と立たずに、今後数年の居場所を左右する選択をせざるをえない。思った以上にすんなりと希望の居場所にひとまず行くことだけはできそうである。しかし、その円滑さゆえにためらいも生じる。今の私の状況で、あそこに行くことは本当にいいのか、許されるのか、耐えられるのか、動けるのか、つぶされてしまわないか。。。今まで選んだ進路を後悔はしていない。けれど、この進路ゆえの弱点がとても大きなものであることはひしひしと感じる。この装備で戦っていけるのか。あの分野において、なにか即戦力となりえるような装備セットがあるのか。自分で身につけようと思っていたものが身についているかどうかさえ怪しい状況には嘆息を禁じえない。